ドローン農薬散布とは
農薬散布は一般的な方法で行った場合、時間と労力が非常にかかります。
その負担を軽減させるために、新たな取り組みとして注目されているのがドローン農薬散布です。
ドローンが本格的に農業の分野で実用化され始めたのは2017年頃で、年々急速な発展を遂げています。
本体の価格がどんどん安くなっており、飛行の安定性・操作性が飛躍的に向上していますので、誰でも簡単に「従来の農業」を大きく変えられます。
ドローン農薬散布の特徴
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あらゆる負担を軽減できる高機能
センチメートル単位の精度で正確な方向探知・認識が行えるため、作業時間と負担をおよそ1/3にまで軽減することが可能です。そして正確な作業によって均一に農薬を散布でき、コストの削減にもつながりますので、あらゆる負担を軽減できます。
また、非常に細かい液滴で農薬を散布できますので、水稲・果樹の両方に対応可能です。 -
自動航行による優れた安定性
自動航行が可能な、最新機種のドローンを導入しています。プログラムによって自動航行させることで、安全に農薬を散布でき、夜間にも対応可能です。
さらに、防塵・防滴仕様などの耐候性が優れているため、墜落事故が発生する危険性はほとんどありません。
こんな方に
おすすめです!
- 労力の負担を軽減させたい
- 人手が足りなくて困っている
- 高額な費用をかけたくない
- 先進技術を農業に取り入れたい
- 大幅な時間短縮を図りたい
- 複雑な操作や手続きはしたくない
農薬散布方法の比較表
農薬散布ドローン DJI AGRAS T10 |
噴射器 | 農薬散布機 | 農薬散布 ラジコンヘリ |
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散布時間(1haあたり) | 約15分 | 数時間 | 約30分 | 約3分 |
準備時間 | 約5分 | 約5分 | 約1時間 | 約30分 |
散布に適した圃場 | 中山間地狭小部 小規模農地 中規模農地 |
小規模農地 | 中規模農地 | 広大な農場 |
取扱いドローンについて
DJI AGRAS T10
独自の農業用飛行制御システムを搭載しており、完全自動航行・完全自動散布が可能な農薬散布用ドローンです。
あらゆる圃場や天候に適応でき、安定性・散布品質に優れています。
夜間の散布も可能ですので、労力をかけることなく、ご要望通りのタイミングで農薬を散布できます。
DJI AGRAS T10
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フライト時間
完全自動航行で15分間、自律飛行が行えます。
タンク容量と噴射の性能上、バッテリーがなくなる前に散布し終えて自動的に戻ってきます。 -
長い寿命
バッテリーは300フライト以上、噴射ノズルは200ha以上の寿命を誇ります。また、機体は産業用として造られていますので、頑丈な構造になっています。
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均一した散布
散布装置にはアトマイザー方式を採用し、非常に細かい液滴での散布が可能になりました。
その結果、農薬を均一に散布でき、水稲・果樹にも対応できます。 -
障害物回避
あらかじめカカシや電柱などの障害物を設定しておくことで、自動で回避してくれます。
さらに、防水・防塵機能も備わっているため、さまざまな場面で活躍できます。 -
夜間散布
精度の高い位置情報提供できるRTKポジショニングシステムを採用しており、夜間の散布も可能になりました。正確な方向を探知・認識することができますので、圃場が複雑な地形をしている場合でも対応できます。
ドローンを導入するために必要なことは?
ドローンをご自身で利用される場合は、航空法に基づいて許可・承認の手続きを行う必要があります。
弊社ではドローンの販売・導入に必要な講習会も開いておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。